日産旧車

日産の旧車でECUから情報を読み取ってみる

毎度お世話になっております!マコトパーツの山本です!

突然ですが!愛車の健康状態、気になりますよね。
しかし旧車の追加メーターはセンサーをつけたり、配線の取り回しなどで手間がかかります…
最新の車であればOBD2診断カプラーにBluetoothアダプタをつけるだけで各センサーの情報を読み取れたりと、手軽にできるのですが、OBD2規格以前の旧車はそう簡単にはいきません…
僕自身も日産シルビア(S14)に乗っているのですが、製造終了していたり、価格が高かったり…

そこでお持ちのAndroid端末を簡易デジタルメーター化できるアダプタを見つけたので紹介、手順を解説していきます!

必要なもの

OTGに対応したAndroid端末

OTG(On-The-Go)とは
タブレットやスマートフォンなどのUSBデバイスをホストとして機能させ、USBフラッシュドライブなどの他のUSBデバイスと接続し、読み取る事ができるもの。

ざっくり言えば、スマホでパソコンみたいにUSBで接続して動かせるよーというわけです。

USB OTGチェッカーの互換性
USB OTGチェッカーの互換性
開発元:FaitAuJapon.com
無料
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手持ちの端末のOTG対応確認はこちらのアプリが便利です!

OTGケーブル

上記のOTG機能を使うための変換ケーブルのようなもの
Amazonなどで調べると出てきます
MicroUSB、Type-Cケーブルなどお持ちの端末に対応しているものを選びましょう。

コンサルトアダプター

日産コンサルト診断カプラーにUSB経由で接続し、ECUのデータを読み取れるというもの。
マコトパーツで販売中です!詳しくはこちらまで!

お好みで取り回しに余裕のあるケーブル

車種や配置により付属のケーブル長が足りない場合があります。
AmazonでMini USBと検索すると色々出てきます。

対応アプリ(無料版あり)

コンサルトアダプターからのデータをメーター表示できるアプリです。
診断機能もついていて便利です。

無料版はこちら↓

NDSI Lite
NDSI Lite
開発元:Nisscan
無料
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有料版はこちら↓

NDSI
NDSI
開発元:Nisscan
¥740
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車との接続

コンサルトアダプターを診断カプラーに接続する

コンサルトアダプターを診断カプラーに接続します。(…汚い)
車種によって場所は違いますが、ほとんど室内側のヒューズボックスの近くにあります。
S14の場合運転席右足元にありました。

そしてOTGケーブル、Mini USBケーブルでAndroid端末とコンサルトアダプターを接続します。

アプリに認識させる

追記(2023/04/20)
初期設定ではBluetooth接続になっていますので有線接続に切り替える必要があります。


アプリを開き、右上の︙から、Preferencesを選択


Adapter TypeからUSB FTDIを選択


エンジンを始動、またはイグニッションスイッチをONにした後、NDSIを開き、Connectをタップ。

FT232Rと出るのでさらにタップ。

ECUと接続され、しばらくして横にスクロールすると計器類やセンサー類の情報を読み取ることができます。

適合車種

アプリ開発元のホームページより

  • 180SX RPS13 (SR20DET)
  • シルビア S14 Q’s (SR20DE)
  • シルビア S15 Spec.R (SR20DET)
  • パルサー GTi (SR18DE)
  • パルサー GTiR (SR20DET)
  • ブルーバード U14 (SR18DE)
  • ブルーバード U15 (SR20DET)
  • スカイライン R32 (RB20DET)
  • スカイライン R32 GTR (RB26DETT)
  • スカイライン R33 (RB20DE)
  • スカイライン R33 (RB25DE)
  • スカイライン R33 (RB25DET)
  • スカイライン R33 GTR (RB26DETT)
  • スカイライン R34 (RB25DE)
  • スカイライン R34 (RB25DET)

その他、デモカーのフェアレディZ Z32(VG30DE)でも動作しました。
サブコン(パワーFCや金プロ等)搭載車両、M/T載せ替え車両は対応しておりません。

設置例

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